2014/02/04
自主的自粛
これは以前からあた事なんだけど、只今MyStraightBuddy(マイ・ストレート・バディー(MSB))というアメリカのゲイポルノサイトでは、モデルのうちの2人が実際に現役の軍人で、公の場で見つかりそうだという事で、サイトのノンメンバー向けでの公開を自粛しています。これは、僕の知る限り2ヶ月前からこの状況が続いているものと思います。確かね。確か年末時期にはこのような状況だったと思います。日本でもモデルの人が公の場でポルノ活動が公開されてしまい、ポルノスタジオにすらも影響が及び、いくつかのサイトは完全会員制になってしまい、情報を仕入れる事ですらわざわざ会員にならざるを得なくなってしまっている状況です。
以前はこうしたことは日本においてのみに成り立つものだと認識していましたが、アメリカのサイトでも自主的な自粛に動いた事は僕を驚かせませした。まぁ、こうした事が他のポルノサイトにまでは広がらないだろうとは思いますが、そういえば、以前ポルノサイトオーナーの人(アメリカのですが)と話をした時に、こうした話題はあまり好きではなさそうではぐらかされた事を思い出しました。サイト上では変化が内容に見えなくても、運営者側はもしかしたらその都度目に止めているのかもしれませんね。
ただ、問題は僕は根っからのミリタリーファンでして、ポルノにアマチュア・ミリタリー系が消えてしまう事が仮にあったとしたら、ショックってもんじゃないですよ。多分やっていけない。それと、これに加えて、僕は以前ある人を特集した時、その人が軍人だともろにいってしまっていましたが、もうそういう事すらも言い辛くなってしまうかもしれませんね。なぜならば、MSBがこうなったのも、周りで告発する人がいるからに他なりません。なぜならば基本的に軍は自ら監視及び追跡をする事はいたしません。これはアメリカの場合憲法に違反します。政府に因る無制限の個人の個人情報の捜索は禁止されています。これは日本でも同じ事ですけどね。ただ、告発があった場合は異なります。今回の件もこうして外部からあったから知らされる事になったのでしょう。
近年はこうした事件が多いと思われます。あくまでも推測ですが、こうした事の原因はSNSなどネットの高度な発達とポルノのネット化が挙げられますが、それ以外にもポルノ自体の質がよりアマチュア化してきている事も起因しているのではないかと思います。つまり、ポルノがより生身の人間をリアルに表現するようになってきているという事です。ダウンロード型を起源とする多くのサイトは作品を物語風にするのではなく、インタビューをしたりしてモデルの特徴や性格をなるべく活かそうとします。タトゥーの様な見ればすぐに個人と一致してしまうものですらも今ではサイトは全く隠そうとはしませんね。以前は社会事情も相まってあまりタトゥーのある人がポルノに出る事はメジャーではありませんでした。つまり、簡単に個人が特定しやすくなってきてしまっているという事です。まぁ、別に僕はサイト側が悪いと言いたいのではありません。今回のようにサイトの中にはモデルさんを守るため(加えて同時にサイト自身の財産を守るためでもある)、情報を遮る動きも出てきています。ただ、やはりこうした事も限定的でしょう。なぜならば明らかにこうした動きは反功利的です。僕らユーザーからしたら、まずはじめにサイトを無料で見て、それから気に入った人が見つかればサイトと契約をして作品をダウンロードするんです。まぁ、今ではレビューサイトなどを利用する手段もあるんですがね。でも基本は今書いた通りです。こうした段取りからすると、サイトが情報を遮断するという事は利益に繋がらないんです。
今後は一体どうなっていくのでしょうかね。10年前、ポルノでチャット方式が産業として成り立つとは多くの人が信じませんでした。やっているところは少なく、メジャーなサイトが乗り出したのは早くても5年くらい前でActiveDutyやRandyBlueなどが参入し、その後CorbinFisherも最近になって乗り出しました。こうしたチャット方式の遍歴のように新たな潮流が吹き始めるのでしょうか?あるいはもう吹いているのでしょうかね。確かに、明らかに世の中は「リアリティ」が一つのテーマになっています。FratmenはFratpadなどをつくり、新たなポルノサイトモデルを開拓しました。Flirt4Freeはチャット型ポルノサイトの成功例です。ただ、こうしたサイトにはモデルさんにある決まりがあるんです。それは身元をばらす行為があればモデルさんもユーザーも自動的に削除されてしまうんです。これが意味する事はどんなにモデルさんと視聴者の距離が近くなったとしてもある一定の距離はなければならないということです。でも、昨今の「リアリティ」化はこうした必要な距離をいくらでも狭めてしまうにも思ってしまいます。今後も自主的自粛は出てくるものと僕は踏んでいるんですよ。
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