その人は仮にAさんとしておきます。Aさんは僕の勤めている会社とは別の団体のチームで先日までコーチをしていました。今の時期はWCも終わったとあって、各国でメンバーやスタッフ陣のシャッフルが行なわれる時期であります。それでそのコーチの方もこの時期に去っていかれました。僕はその人のファンだったので、いつか機会があればサインでも貰えたら嬉しいなとずーっと思っていました。でも、僕の仕事は法務部にいることで、していることと言ったらデスクワークが多いし、いるところはビル群で、人と会うのも室内がほとんどです。ですが、先月久しぶりに偶然にも他の事業所へ赴くことになり、そこにはラグビー部が敷地内にありました。そして部の人たちが練習していました。僕は友人がいたら声をかけれたら掛けようかと考えていました。僕が到着したときが丁度お昼時ちょいすぎということもあり、事業所は全体的に静かで、部の人たちも活動していないようでした。何人かの部の方を見かけましたが、でも僕は友人には会えませんでした。僕は上司の役目を果たすために事業所の方としばし話し合いをしていました。2時間くらいでしょうか。僕は集中していたので時間があっという間でした。
外に出てみると、先ほどより賑やかでした。事業所内全体が活動モードでした。でも僕は結局友人には会えませんでした。僕は役割を果たしたので本社に帰ることにしました。しかし、帰り始めようとした正にその時です。とある一行がこっちにやってきました。僕は一応部の方々の面識があったので、その一行が部の方だというのは直に分りました。しかし、同時に一向の中には何人かの外部の方がいたことも、見慣れない方々だったのですぐに分りました。しかしながらその中には強烈に僕の目を引く人物が紛れていました。当然、僕は最初は自分の目を疑いました。当然ながらその人は自分のチームにはいないことを知っていたからです。でも間違いなくその人Aさんでした。
僕は恐る恐る彼らに近づき、
「エクスキューズ・ミー」「ユーアーA、イズントィ?」「アイムア・ファン・オブユー」「キャンナイ・・・
とめちゃめちゃ緊張しながら言いました。内心、その一行からは忙しいと追い払われるかなぁって思っていました。だって決して単なるお散歩とは思えませんでしたから。でも彼らは足を止め、僕にその人と会話をする機会を与えてくれ、立ち止まってくれました。僕は何時何時こうなっても良いようにと、いつもラグビー関連のところへ赴く時には色紙を用意しており、いつでもサインをもらえるようにしていました。なのでバッグの中にはしっかり一枚、色紙が入っておりました。そして太いサインペンはなかったですが、細い油性ペンはあり、何とか書いてもらうことができました。僕は自分のスマホで写真も撮ってもらい、最後はあの大きい手で握手までさせて頂きました。本当に嬉しかったです。サインに留まらず、写真まで一緒に撮ってもらえたんですから。人柄の良さを感じさせて頂けました。周りの人も仰っていたように、本当に良い人なんだなぁって思いました。僕にとって凄く貴重な時間で、とても嬉しかったです。
とあるファンからのサービスを終えると、一行は再び歩き始め、ラグビー部の方へ消えていきました。後日、このことを友人に伝えました。自分がサインをしてもらったことや一緒に写真を撮ったことを伝えると、大変驚いていましたし、喜んでくれました。なぜなら僕はずっと前からこのことを彼らには伝えており、もし機会があればそのチャンスを僕に分けてほしいと、僕は頼んでいました。幸運なことに僕はそれを自力で掴むことができましたが、友人曰く、当時の僕は全く知らなかったんですが、その方Aさんはその月でそのチームのコーチングスタッフが終了し、別のチームでコーチをすることになっていました。日本も離れるので、それで挨拶回りで内のチームに来ていたようです。
僕のラグビーとの出会いはもう4年前の2011年になります。当時僕は入社したてで、どちらかというと専門の仕事より雑用とかいろんな部署のサポートをすることも多くありました。そこで出会ったのが社員でラグビー部の方でした。その方を通して、今の友人と知り合いました。そしてその人からラグビーのことを教えてもらい、初めてラグビー・ワールドカップ・ニュージーランド大会を彼らと一緒に見ました。その後頃からちょくちょく自主的にも見れるようになり、衛生放送で友人と海外のリーグを見たりもしました。そこで僕は当時はその選手、Aさんに出会いました。僕にとって、その人は容姿がカッコイイとか、身体がカッコイイとかではありませんでした。リーダーシップをとれたり(その人はその国のキャプテンの経験があります)、温厚な性格で紳士的で、当時からサービス精神がある方で、僕はそうしたAさんの生き方を尊敬していました。なので、今回こうして生で見ることができ、宝物まで持たせて頂き、僕はとても感謝しています。これからもファンです。僕はこれまであまりスポーツを見てこなかった人生を送ってきましたが、2011年頃からはラグビーを見てきて、もちろん、今大会も友人と一緒に見ました。
ここはポルノブログなので性的な話をすると、僕はスポーツ選手でカッコイイ身体つきをしているのは昔も今もレスリングをしている人だと自信を持って言えます。あるいは同じように力技が必要な柔道をしている人などだと思っています。なのでこれまでもラグビーをしているから性的に興奮するっていうのはないのですが、もちろん、裸になってもらえるならば話は別だと思います。ただ、自分から好きだと言えるのは、やっぱりレスリングの人だと思います。
では、レスリングの試合は見るのかと言われると、正直見ません。スコットと、オリンピックの時期になるとレスリングの話題になったりするんですが、彼は日本の有名選手を多数知っているんです。日本は一応レスリングの強豪国ですからね。でも、一方の僕は全く駄目です。全然です。「一緒に見よう」と誘われれば見ますが、それがなければ見ようとは思いません。スコットにある程度教えてもらったんで、知識だけはあるんですがね。そんな感じです。じゃぁ、なぜラグビーなら見るのかと言われると、なぜ野球やサッカーではなく、ラグビーなのかと言われると、答えは簡単です。試合の切り替えが早く、見てて飽きないし、時間も長過ぎないからだと思います。要するに飽きっぽい僕でも耐えられる試合展開だからです。正直レスリングも見てて飽きちゃいます。あれはとてもシビアなスポーツで、競技としての良さが視覚的ではありません。勝敗も一瞬で決まってしまうし、でもそこが逆にレスリングの魅力なんだと思うんです。柔軟性やバランスやテクニックが必要ですが、やっぱりレスリングは一気に相手の力を奪う力量なんだと思います。そこが魅力なんだと思うんですが、僕にはあまり受けないんです。一方でラグビーは身体のぶつかり合いが何度も見れるし、その迫力と言ったら、競技場で一度感じてしまうと病み付きです。攻め方もいっぱいあるし、点も頻繁に入り、見てて全然空きません。まぁ、力の差がはっきりする競技でもあるので、相手次第なところはあるんですがね。でも、だから好きなんだと思います。
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